売却額によって異なります。
通常、個人のお客様が金・プラチナの売買取引によって利益が出た場合は、譲渡益とみなされます。
譲渡益には年間で50万円の特別控除がありますので、地金の売却”益”(売却”額”ではありません)とその他の譲渡益が50万円を超えた金額が課税対象の譲渡所得となります。
また、購入後5年以内の売却益は「短期譲渡所得」になり、5年超の場合は「長期譲渡所得」となり、次のように扱いが違います。
●購入後、5年以内で売却した場合
短期譲渡所得=売却益(取得費+譲渡費用)-50万円
●購入後、5年超で売却をした場合
長期譲渡所得=(売却益(取得費+譲渡費用)-50万円)÷2
●売却が短期と長期の2種に分かれる場合
最初に短期譲渡益から控除額を差引き、次に控除額が残っている場合は長期譲渡益から差引きする計算となります。
上記の譲渡所得に、所得税15% 地方税5%の合計20%が課税されます。
ここでよくある質問が、
「 購入した金額が証明できる領収証や伝票がないのですが。」
100万円で購入した地金を200万円で売却したとして、普通に考えれば 100万円の譲渡益と思うかもしれませんが、購入した金額を証明できる伝票が無い場合には、「取得費が分からないとき(注1)(所法33、38、措法31の4、措通31の4-1)」が適用され、売却額の5%が取得費用とみなされます。
分かりやすい例にすると、いくらで買ったか分からないものを200万円で売却した場合は
売却額の5%=10万円が取得費用となり、譲渡益は200万円ー10万円=190万円となります。
ここから50万円の控除があって最終的には、140万円の譲渡所得(五年超えの場合70万円)に20%の課税なので、28万円(五年超えの場合14万円)の税金が後でかかってしまうということになります。
(本来、10万円(五年超えの場合5万円)で済むはずだった)
ということで、取得金額の領収書は、取っておくようにしましょう。
なお、譲渡所得は自己申告ですので、確定申告の時期にお客様ご自身で所轄の税務署にご申告ください。
※2013年1月時点での税制によるものですので、法改正などがあれば、内容変わります。ご了承ください。